TOEICの参考書には定番シリーズがあります。
特急シリーズやプラチナ講義シリーズ、そして今回紹介する究極のゼミシリーズなどです。
どの参考書もシリーズになるからには相応の人気と実力があります。
この記事では究極のゼミシリーズの一冊である究極のゼミPART3&4を紹介します。リスニングの長文PARTの参考書でお悩みのかたは参考になること間違いなしです!
TOEIC究極のゼミ Part 3 & 4の内容とレビュー
究極のゼミは旧形式のときから人気の参考書でしたが、新形式になってさらにパワーアップしました。ここから具体的に説明していきます。
ゼミ形式で進んでいくので、問題の解説がわかりやすい
究極のゼミシリーズ全般に言えることなのですが、内容は先生と生徒での講義で進んでいきます。その中にはTOEIC初心者の生徒もいるので、解説が初心者にもわかりやすくなっています。
TOEIC初心者でも、この解説なら疑問点が残らないはずです。
一つのゼミの流れ
一つのゼミは、
例題→トレーニング→練習問題
という内容で構成されています。
トレーニングは毎回のゼミのテーマに合った内容の問題が出題されます。ゼミのテーマは、
- 問題の種類別
- 設問の種類別
に分かれて構成されています。問題や設問のパターン毎に解き方が説明されているのです。
今回の新形式版は15回のゼミとミニ模試(TOEIC本番のPART3.4と同様の問題)が2セットとなっていて、かなりボリュームがあります。
旧形式究極のゼミとの変更点
実は旧形式の内容と新形式問題の内容が同一の部分もそれなりにあります。
話者が三人のトークでも、話す内容は旧形式の問題と同じだったりすることがあるのです。
その点では、旧形式の究極のゼミを解いた人には物足りないかもしれませんが、初めて究極のゼミを読む人には十分勉強になる内容です。
リスニングのスピードは?
これは公式問題集と同じくらいです。
参考書自体の難易度も旧形式とあまり変わっていないという印象です。ただ、話者が三人になったりしているので、そのあたりは新形式になって難しくなっているところです。
TOEIC究極のゼミ Part 3 & 4の対象読者
究極のゼミPART3&4はリスニングの最初の一冊として使える参考書です。
問題がTOEIC本番に出てきそうな内容なので、TOEIC慣れを作るのにもちょうど良いと思います。ミニ模試もPARTは3と4だけですがTOEIC用の模試として十分使えます。
上級者向けではありませんが、リスニングPART350点くらいまでは狙えるようになります。
TOEIC究極のゼミ Part 3 & 4の正しい勉強法
まずはスクリプトなしで聴いてみる
まずは例題を自分の力で解いてみてください。自分の実力を測るという意味でも、ここを抜かしてはいけません。解説は問題毎に詳しく書いてありますので、解いて間違っていたら熟読しましょう。
その次にゼミの講義部分があります。ここは覚えるというより理解することを重視して読みましょう。
それが終わったらトレーニングという、聴力を鍛えるトレーニングを行います。これも何度か聴いてみて、どうしてもわからなかったら、スクリプトを見て理解するようにしましょう。
トレーニングが聴き取れるようになったら、練習問題に挑戦です。ゼミの内容や、問題の解き方を覚えるのが目的ですので、練習問題もゼミで覚えた方法で解きましょう。
音読練習に入る
問題を解き終えて、答え合わせをしたら、音読をしましょう。ここにじっくり時間をかけることで聴き取る力がグンとアップします。
その際、オーバーラッピングやシャドーイングなどを取り入れるのも効果的です。ぜひやってみましょう。
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究極のゼミを解いてTOEICを攻略しよう
究極のゼミはTOEICの問題を知り尽くしている著者が書いている参考書です。
究極のゼミを解けば解き方の型ができます。型ができると、問題の解答に悩むことが少なくなるので、スコアアップに直結するわけです。
この記事ではPART3.4を紹介しましたが、今後他のPARTの記事も書いていこうと思いますので、楽しみにしていてください。
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