TOEIC900点を狙うにはリーディングパートで450点近い点数を取る必要があります。
そのためにはパート7の長文リーディングでかなりのハイスコアを取らなければいけません。
この記事で紹介するのは、安定してTOEICリーディングでハイスコアを狙えるようになれる参考書です。
注 TOEIC800点以上の方におすすめの記事です
TOEICリーディング満点を取るための参考書
TOEICリーディング満点を狙うためのおすすめリーディング参考書はこちらです。

TOEIC990点全方位リーディングをキチンと一冊マスターすれば、TOEICリーディングのスコアは劇的に伸び、高い位置で安定します。
990点全方位リーディングの内容と特徴
本の内容はSTAGEが1~3まで分かれており、それぞれのSTAGEで普通の参考書ではあまり見ないような内容のトレーニングができるようになっています。
STAGE1
STAGE1は実力確認テストです。
テストがA.B.C.Dと四種類あり、それぞれの正答率によって自分の弱点を発見することが出来ます。
このテストで発見できる弱点は
- リーディングスピードの不足
- 読解力の不足
- 英単語力の不足
- 基礎力の不足
の4つです。この4つが1つでも不足しているとTOEIC900点を超えるのは難しくなります。そして、その弱点をSTAGE2以降で補完していきます。
STAGE2
STAGE2には2つのトレーニングがあります。
一つ目のトレーニングは問題数が通常より多い英文を時間制限付きで読むトレーニングです。このトレーニングで毎分160語のスピードを体に染みこませます。
二つ目のトレーニングではリーディングインデックスを計算しながらリーディングをするのですが、さらに特別ルールがあります。なんと英文を読み切るまで設問を読むことが出来ないのです。加えて、設問を解くときは英文を読み返すことが出来ないというルールもあります。
どうやら、2つ目のトレーニングはリーディングスピードと英文の理解力の2つを強化する目的があるようです。
長文リーディングなので、当然かなりの高地トレーニングになりますが、ここで高いリーディングインデックスが取れたら、パート7で満点を狙える位置に来たと言っても過言ではありません。
STAGE3
STAGE3は総仕上げ模試で今までのトレーニングの成果を確認します。
模試といっても、公式問題集などとはかけ離れたレベルの問題を解くことになります。これくらいのレベルの問題を解いてこそ、パート7で満点を狙えるのです。
990点全方位リーディングの効果
パート7で満点を取りに行くスピードを身につける
タイトルの通り990点全方位リーディングはパート7で満点を狙うための参考書です。
990点全方位リーディングは、リーディングスピードと正答率を強く意識した作りになっていて、最終的にパート7の長文を毎分160語のスピードで読むことができるように作られています。毎分160語というスピードは、TOEICのリーディングパートを全て解ききるスピードの1つの目安です。
パート7の正答率を底上げする
さらに「リーディングインデックス」という新しい概念を取り入れているのも特徴の1つです。リーディングインデックスとは、
英文を読む速度(語/分)×正答率(例えば10問中8問正答していたら0.8)=
で算出する値です。
この値が125を越えてくると、TOEIC900点台が安定して狙えるようになります。
リーディング方法を矯正する
990点全方位リーディングは読者に集中力を使うことを強制します。
したがって、今まで漠然と問題文を読んで設問を見てもう一度問題文を読んで、と繰り返していた作業が減っていくのです。
そうすると、リーディングパートでも時間があまり、見直しさえすることができるようになりました。
TOEICテスト990点全方位リーディングを読んでみた
僕は、TOEICテスト990点全方位リーディングを読んだ次の本試験で、リーディングパート465点を取ることができました(リスニングパートが酷かったのでTOEIC900点には届きませんでしたが笑)。
一週回しただけでこの結果なので、もっと本格的に取り組めば更にスコアは上がると予想されます。
ただ、990点全方位リーディングはある程度基礎力がある人でなければ読めません。少なくともTOEIC800点クラスの語彙力+リーディング力がなければ役に立たないでしょう。
990点全方位リーディングの次にやるべき満点参考書はこれだ!
990点全方位リーディングでも、十分にリーディングパート満点クラスの実力が身に付きます。
しかし、それでもさらに上を目指したい、全問正解を目指したいというあなたにおすすめの参考書がこちらです。

リーディングパートで全問正解を取るために作成された満点参考書、BEYOND 990 超上級リーディングです。
まずこの参考書、和訳が付いておりません。ホームページから和訳をダウンロードできることはできるのですが、基本的に意味がわかる前提で書かれています。
さらに990点全方位リーディングと違い、BEYOND 990 超上級リーディングはパート5も扱っています。
そして出てくる問題は通常のTOEICの形式とは違うのですが、全て難問で解けば解くほど力が付く問題ばかりです。
唯一の弱点は旧形式の問題集だということですが、英語の実力が付けばTOEICの点数は上がります。ですので、特別に新形式の問題を解きたいというわけでなければ、この参考書で力は付きます。
ぜひ、挑戦してみてください。
満点参考書でパート7は完璧!
いかがでしたでしょうか。
TOEIC上級者だったら990点全方位リーディングとBEYOND990をぜひ読んでみたいと思うのではないでしょうか。
ただ、990点全方位リーディングとBEYOND990は読む人を選びますので、一度試し読みをしてみることを勧めます。
もし気に入ったら、ぜひ購入してパート7で全問正解していただきたいと思います。