公式問題集はTOEICの勉強をする上では、欠かすことができない参考書です。
この記事ではは、公式問題集のリーディングパートの正しい勉強法をまとめています。
リスニングパートの勉強法はこちらを参照してください。


公式問題集を使った正しいリーディング勉強法7ステップ
1.時間を計って問題を全て解く
まずは普通に公式問題集のリーディングパートを時間を計って解きましょう。
この時は自分でできる限り正答数を上げるような解き方をするのが良いです。
例えば難しい問題が出たときに、時間を費やしてしまうより、その問題は後回しにして時間が余ったら最後に解き直すなどするべきです。
2.答え合わせをし間違えた箇所を把握する
僕は公式問題集や模試本を解くときはExcelを使って解くようにしています。
詳しいやり方は以下のリンクを参考にしてください。

リンク先にも書いてありますが、Excelを使うと公式問題集を解いた後、圧倒的に管理や復習がしやすくなります。
テスト直前期にはマークシートを使った解答練習も必要になりますが、普段はExcelを活用しておくことをおすすめします。
3.間違っていた箇所も正しかった箇所も全て解答の説明をチェックする
間違っていた箇所も正しかった箇所もキチンと復習しましょう。
もちろん間違っていた箇所を中心に復習すべきですが、正解だった箇所も復習すべきです。
なぜかというと、正解だった問題の解説と自分が考えた正解の根拠が違っている可能性もあるからです。
正解の根拠が正しくないまま勉強を続けていると、次に同じような問題が出たときに間違えてしまうかもしれません。
よく公式問題集は解説が不親切だと言われますが、それほど気になることはないと思います。
4.わからない語句などは全てチェックして覚える
公式問題集にも解答に語注が付いていますが、それでもわからない語句はネット・辞書・手持ちの単語帳で調べましょう。
パソコンを持っている人は英辞郎などのオンライン辞書を使うと捗ると思います。
無料バージョンでも十分使えますので、是非活用してみましょう。
5.パート7は正解の根拠の見つけ方を学ぶ
パート7は時間との戦いだとよく言われますが、普段の勉強では、速読と同じくらい精読が重要です。
速読しても内容が頭に入らなかったら、もう一度問題文を読まないといけません。
ですが、正しく内容を理解していると、一回読むだけでそれ以上読む必要はありません。
解答を見て自分は何を誤解していたのか、何の情報をキャッチできなかったかをキチンと把握しましょう。
そして解答に関する情報をキャッチ出来るようにするための読み方を見つけてみてください。
6.全ての英文を返り読みせずにスピーディに読む
精読ができるようになったら、次は速読です。
全ての英文を情報を正しくキャッチしながらスピーディに読みましょう。
精読が済んでいる英文なので、内容は頭に入りやすいはずです。
この速読を全ての英文で少なくとも5回ずつは行いましょう。
このプロセスで構文把握力と速読力がアップします。
繰り返し読むことで、リーディングの力が付いてきます。
7.時間内に全問正解できるまで繰り返す
仕上げに、速読をしながら問題を解いて、全問正解を目指します。
この時、気を付けなければいけないのが問題の答えを覚えて答えてはいけないということです。
問題の解き方のプロセスわかっているから満点を取れる、という状態にならないといけません。
問題の解き方のプロセスを理解していると様々な問題に応用できます。
また、900点以上を狙う人は時間に余裕を持って読み終えられるようになるのがおすすめです。
公式問題集よりもTOEICの本試験の方が難しいことがあります。
そういったときに、公式問題集がギリギリ終わるくらいのリーディングスピードでは最後まで解ききることができません。
900点以上を狙う人は5分くらい時間を余らせて解ききるようにしましょう。
TOEIC公式問題集の勉強法をマスターして高得点を取る
上に挙げた、公式問題集のリーディングの解き方は他の模試問題集でも同じように使えます。
ぜひ様々な模試問題集で実践して、ハイスコアを狙いましょう。