TOEIC800点ってどのくらいすごいのかな?
TOEIC800点を目指している人は多いと思いますが、それがどのくらいのすごさなのか知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこでこの記事ではTOEIC800点について以下の内容について解説していきます。
TOEIC800点を目指している人は必見です!
- TOEIC800点のレベルとすごさ
- TOEIC800点を取るのに必要な勉強時間
- TOEIC800点取得に必要な正答率
- TOEIC800点のメリット
TOEIC800点におすすめの教材を知りたい人は以下の記事を参考にしてみてください。
TOEIC800点のレベルとすごさ
TOEIC800点とはどういうレベルでどのくらいすごいのでしょうか?
ここではTOEIC800点と近いレベルの大学や、TOEIC800点取得者の割合などに換算して解説していきます。
- TOEIC800点レベルの大学
- TOEIC800点は英検だと何級か
- 大学生のTOEIC800点取得者の割合
TOEIC800点レベルの大学
TOEIC800点のレベルは、大学受験でいうと、いわゆるGMARCHと言われる大学群のレベルに近いです。
TOEIC800点は偏差値でいうとおよそ63程度と言われています。
GMARCHの偏差値が60前後なので、レベル的にはかなり近いです。
- GMARCHとは学習院大学・明治大学・立教大学・中央大学・法政大学のこと
TOEIC800点は英検だと何級?
TOEIC800点は英検だと準一級レベルと言われています。
文部科学省のデータによると、TOEIC785~940点が英検準1級のレベルで、945点以上が英検1級に相当するそうです。
ただし、英検にはライティングとスピーキングがあるので一概には比較できません。
あくめで目安としておきましょう。
大学生のTOEIC800点取得者の割合
TOEIC公式サイトの2024年5月26日の午後試験の結果によると、TOEIC800点以上の取得者はおよそ14.3%ということです。
そのうちTOEIC900点以上を取得しているのはおよそ4%なので、TOEIC800点台の受験者はおよそ10%ということになります。
TOEIC800点を取得するのがどれだけ難しいかがわかりますね。
TOEIC800点を取るのに必要な勉強時間
TOEIC800点を取るのに必要な勉強時間は、現在のスコアによって変わってきます。
TOEICのスコアを100点上げるには、およそ200~300時間が必要とされていることから、TOEIC800点取得に必要な勉強時間は以下の表のようになります。
現在のスコア | TOEIC800点取得に必要な勉強時間 |
---|---|
TOEIC400点 | 800~1200時間 |
TOEIC500点 | 600~900時間 |
TOEIC600点 | 400~600時間 |
TOEIC700点 | 200~300時間 |
ただし、勉強時間がわかったからといって無茶な勉強計画は立てないようにしましょう。
今TOEIC700点だけど、一ヶ月で800点取りたいな
そのプランだと1日9時間近く勉強する必要がありますよ。
1日9時間の勉強を続けるのはちょっとハードルが高いですね。
状況にもよりますが、勉強時間は最長でも1日5時間程度におさえておくのがおすすめですよ。
TOEIC800点取得に必要な正答数と許容されるミス数
ここではTOEIC800点取得に必要な正答率などについて以下を解説していきます。
- 必要な正答数
- 必要な正答率
- 許容されるミス数
順に解説していきます。
必要な正答数
TOEIC800点に必要な正答数はおよそ160問です。
TOEICは全部で200問のテストで、990点満点です。
1問がおよそ5点になる計算です。
そこからTOEIC800点に必要な正答数はおよそ160問になるというわけです。
必要な正答率
TOEIC800点に必要な正答数は、およそ80%です。
これも先ほどと同様で、TOEICの1問を5点として計算した場合、800点を取るには200問中160問、つまり80%の正答数が必要というわけです。
ただし、TOEICのスコア計算方法は厳密には公表されていません。
そのため、絶対とは言い切れませんが、TOEIC800点を取るには80%正答すればほとんどの場合問題ないでしょう。
許容されるミス数
TOEIC800点取得で許容されるミス数はおよそ40問です。
これも先程までと同じく1問5点として計算した場合の数値です。
あくまで目安としておきましょう。
TOEIC800点が社会人にもたらすメリット
TOEIC800点が社会人にもたらすメリットは数多くあります。
その中でも下記の内容について解説していきます。
- 高度な英語力の証明になる
- 就職・転職に有利になる
- 年収が上がることもある
- 外資系企業に就けるチャンスが生まれる
こちらも順に解説していきます。
高度な英語力の証明になる
TOEIC800点はある程度高度な英語力の証明になります。
そうすると、職場でも英語ができる人だとみなされて、英語関連の仕事が任されることもあるでしょう。
一般的に、TOEIC800点はかなりの英語力があると考えられます。
就職・転職に有利になる
TOEIC800点があると就職や転職活動で有利になることがあります。
英語力が高いことに加えて、TOEIC800点を取るだけの努力ができるとみなされるためです。
TOEIC800点は努力ができる証明として十分です。
年収が上がることもある
TOEIC800点を取って収入が上がることもあります。
特に、英語力が仕事に直結する職場などではTOEIC800点を取ることで収入が上がる可能性が高いです。
外資系企業に就けるチャンスが生まれる
TOEIC800点を取ると外資系企業に就職・転職するチャンスが生まれます。
外資系企業では、TOEICのスコアなどの英語資格を条件にすることが多いですが、TOEIC800点以上があればほとんどの場合問題ありません。
ただし、TOEIC800点があっても英会話力がないと面接で受かるのは難しいでしょう。
TOEIC800点についてよくある質問
TOEIC800点はどのくらいのレベル?
TOEIC800点はTOEICのPROFICIENCY SCALEというレベルわけでは、上から二番目のBというレベルに当たります。Bは「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。」というレベルです。
TOEIC800点だとどのくらいの大学のレベルですか?
TOEIC800点は偏差値63程度と言われています。これは大学でいうとGMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)レベルに当たります。
TOEIC800点だと上位何%ですか?
2024年5月26日の午後試験の結果によると、TOEIC800点以上の取得者はおよそ14.3%ということです。
TOEIC800点は英語上級者の証明になる
ここまでこの記事ではTOEIC800点について以下の内容について解説してきました。
- TOEIC800点取得者は上位14%
- TOEIC800点取得にはおよそ80%程度の正答率が必要
- TOEIC800点にはメリットがたくさんある
TOEIC800点を取ると、英語力が高い証明になります。