TOEIC800点を取りたいけどどうすればいいんだろう?
参考書とか勉強法とか今までと変えたほうがいいのかな
TOEIC800点手前でスコアの伸びが止まってしまう人は多いとです。
800点を取るためには、やや難しいレベルの問題を普段から意識的に解かないと達成できないからです。
そのため、参考書もやや難かしい問題を解けるようになるレベルを用意する必要があります。
そこで、この記事ではTOEIC800点突破にスポットライトを当てて、まとめてみました。
- TOEIC800点がどんな難易度か知りたい人
- TOEIC800点を取るためにおすすめの参考書や勉強法を知りたい人
- TOEIC800点を超えて、さらに上のレベルに行きたい人
TOEIC800点の難易度は?就職にプラス?まとめてみた
TOEIC800点以上の割合
TOEICのテストを開催する「一般社団法人 国際ビジネス・コミュニケーション協会」による第247回(2020年1月開催)公式テストの結果によると、スコアが800点以上の人が約13.3%となっています。
つまり、TOEIC受験者全体の中でもかなり上位です。
ちなみに900点以上は約3.5%ですので、800点台は約10%ということになります。
TOEIC800点を取れば就職で有利に
TOEICで800点を取ると、一般的に「英語ができる人」と見なされるようになります。
就職や転職ではもちろん有利に働きます。
もちろん、TOEIC800点で英語を喋れない人は多いですし、ナチュラルスピードの英語を完璧にリスニングできる人も少ないはずです。
それでも、TOEIC800点は就職や転職などの仕事面で有利に働くと考えて間違いありません。
TOEIC800点を取るのに必要な勉強時間
TOEIC800点を取るのに必要な勉強時間とはどのくらいなのでしょうか。
現時点でのスコアによって異なるので一概には言えないのですが、一般的に言われているのが次のことです。
つまり、現在のスコアが700点なら200時間時間勉強すれば800点を取れるということになります。
現在のスコアが650点なら300時間勉強すればいいということになります。
ただ、スコアの伸びは高得点になればなるほど時間がかかるとも言われています。
あくまで一つの目安にしておきましょう。
TOEIC800点を達成するための分野別おすすめ教材・参考書
TOEIC800点おすすめアプリ
- パーフェクト講義の映像授業で文法を理解して覚えられる
- 標準的な問題の解き方を網羅している
- スマホアプリなのでスキマ時間を活用して勉強できる
- TOEIC800点レベルまでならスタディサプリTOEICだけでも達成可能
「スタディサプリTOEIC」はTOEIC対策の鉄板ですが、TOEIC800点を取るには非常におすすめのアプリです。
スタディサプリTOEICに関しては以下のリンクを参考にしてください。


TOEIC800点おすすめ単語帳

- TOEIC単語帳の決定版
- TOEIC800点レベルの語彙なら金のフレーズ1冊で十分
- アプリでも利用可能
TOEIC800点を狙うとなるとかなりのレベルの語彙力が必要になってきます。
金のフレーズはレベル別に単語が載っていますが、TOEIC800点を目指すなら全て覚えてしましょう。
単語をたくさん覚えれば、その分TOEICでは有利になります。
金のフレーズに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC800点おすすめリスニング参考書

- 標準~やや難レベルの問題で構成された模試問題集
- リスニングだけで模試7セット分のボリューム
- 公式問題集では対応できない高難度の問題に対応できるようになる
「TOEIC L&Rテスト でる模試 リスニング700問」です。
難易度は高めですが、その分到達点も高く、TOEIC900点レベルにまで対応しています。
リスニングについては、上記の「スタディサプリTOEIC
」で解き方を学んでから、でる模試リスニングを解くのがおすすめです。
TOEIC800点おすすめリーディング参考書

- 標準以上のレベルの問題で構成されている模試問題集
- リーディングパートの模試が7回分収録
- しっかり学習すれば、TOEIC900点も狙えるようになる
「でる模試リーディング」は、「でる模試リスニング」と同じように、普通~やや難レベルの問題で構成されています。
高地トレーニングと言えるレベル設定です。
ここで高地トレーニングをして難問に接しておくと、たとえ本番が難しくても安定して高い点数が取れます。
何度も復習すれば、リーディングパートのスコアは確実に上がります。
TOEIC800点を超えるための分野別勉強法
英単語
TOEIC800点を取るには高いレベルの語彙を身に付ける必要があります。
ただし、難しい英単語を覚えると言っても、ただ日本語訳を覚えただけではいけません。
TOEICにはリーディングパートとリスニングパートがありますが、覚えた英単語はリーディングとリスニングに応用できなければ、スコアアップにつながりません。
例えば、リスニングパートで英単語を聞いてから意味がイメージできるまで1秒でもかかってしまっては、音声の理解が間に合わなくなります。
瞬時に意味が分かるようになる必要があります。
おすすめの勉強法は、英単語の意味と単語を見てから、いったん目を離し英単語を発音するやり方です。
この時、日本語の意味をイメージしながら発音すると効果が高まります。
この覚え方だと、英単語と和訳を瞬発的に結びつけて覚えられるので、リーディングにもリスニングにも使える語彙が身に付きます。

文法勉強法
TOEIC800点を取得するには文法問題は9割くらいの正答率をキープすることが大切です。
これができないと、PART7で相当正答しなければ、800点は難しくなってしまいます。
PART5とPART6を素早く終えることで、PART7に時間を残すことも大切です。
文法勉強のコツは以下の通りです。
- 普段から正確に問題を解くよう心がける
- 解答スピードを高めるよう意識する
文法問題に関しては知識問題がほとんどですので、覚えることがスコアアップの決め手になります。
リスニング勉強法
正しい方法で勉強するには以下のポイントを守りましょう。
- 初めて解くときは通し本番と同様の条件で解く
- 復習は一問ずつじっくり時間を掛ける
- シャドーイングやオーバーラッピングを取り入れる
- 少しでもいいので、毎日勉強を継続する
リスニングパートはTOEIC800点を狙うなら高得点が欲しいところです。
400点以上は欲しいところです。
なぜかというと、リーディングパートよりリスニングパートの方がスコアが出やすいからです。
リスニングパートでスコアを稼がないと、TOEIC800点は難しくなります。
リスニングの勉強法で有効なのは、音読のトレーニングです。
特にこのレベルだと、オーバーラッピングやシャドーイングが有効になってきます。
この2つのトレーニングを行うと英語が段違いによく聞こえるようになります。
リスニングの勉強に音読のトレーニングを取り入れたことがない人は、ぜひためしにやってみてください。
音読が初めての人は、発音の参考書を一冊終わらせるとスムーズに英語の発音ができるようになりますよ。

リーディング勉強法
TOEIC800点を取るためには、パート7の長文リーディングでもある程度正答することが必須です。
特に、リーディングが得点源だという人は、パート7でも正答数を増やさなければなりません。
そのためには、
- リーディングスピードの速さ
- 正確なリーディング
ができるようになる必要があります。
- リーディングスピードを高める
- 英語を英語のまま読む
リーディングスピードを速めるには普段からできる限り速く英文を読むくせを付けることです。
その時に、英語を英語のまま読むようにしましょう。
英語を英語のままよむには、スラッシュリーディングという読み方が有効です。
スラッシュリーディングとは、英文を固まりで区切り、頭から読んでいく読み方を言います。
この読み方ができるようになれば、返り読みをしなくなるので、リーディングスピードが上がります。
以下の参考書はスラッシュリーディングに詳しいです。

まとめ TOEIC800点を取って高い英語力を証明しよう!
ここまで以下の内容について書いてきました。
- TOEIC800点の難易度
- TOEIC800点におすすめの教材・参考書
- TOEICを超えるための勉強法
記事中にも書いたとおり、TOEIC800点を超える人の割合はかなり少ないです。
800点を取れれば、高い英語力を証明できます。
この記事を活用して、TOEIC800点を突破しましょう!