TOEICの文法が苦手なんだよな~
英文法に苦手意識がある人は多いのではないでしょうか?
学生時代に英文法の丸暗記をさせられて、苦手になった方は少なくないはずです。
ただし、TOEICのスコアアップに英文法は必須です。
そこで、この記事ではTOEICの文法について主に以下の内容について解説していきます。
- TOEIC初心者~中級者
- 英文法が苦手な人
- TOEICの文法問題で高得点が取りたい人
- TOEIC文法対策の順番
- TOEICの実際の文法問題
- TOEIC文法問題の勉強法
- TOEIC文法のおすすめ教材
- TOEICに英文法の知識が必要な理由
TOEIC文法対策では基礎固めが重要
TOEICの対策をするには文法が重要です。
では、TOEICの文法対策では何から始めれば良いでしょうか?
答えは、小学校・中学校で習う英文法の基礎固めです。
ここでは文法の基礎固めの重要性とおすすめ教材について説明していきます。
TOEIC文法学習で基礎固めが重要な理由
TOEIC文法を対策する上では、順番が重要です。
特に守っておきたい文法学習のルールがあります。
それは、
・文法学習は基礎を固めてから徐々にレベルを上げていくのが基本
ということです。
文法学習では、基礎ができていない時に高度な文法知識を学んでも理解が難しいからです。
例えば、動詞の過去形がわからないのに仮定法過去を学ぼうとしても無理がありますよね。
文法対策では何より基礎固めが重要なのです。
TOEIC文法の基礎固めにおすすめの参考書
英文法の基礎固めにおすすめの参考書は次の一冊です。
「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル」は、英語のコアとなる中学英文法を30日間で学び直すという参考書です。
30日間毎日やることが決まっていて、かなり硬派な参考書ですが、キチンと学習すれば中学英文法+αはマスターできるようになっています。
また、Kindle版を利用すれば書籍を持ち運ぶ必要がなくなるのもおすすめできるポイントです。
英語学習からしばらく遠ざかっている方は、Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリルで基礎固めをしましょう。
TOEIC文法の基礎固めにおすすめのアプリ
英文法の基礎をアプリで学びたい方もいるかと思います。
そんな方には、「スタディサプリTOEIC
有料ではありますが、基礎から応用までのレベルを網羅した動画講義を何度でも繰り返し見られるということは、他のアプリではなかなかありません。
また、スタディサプリTOEIC
一度学んだ文法項目を一回でマスターするのは難しく、復習が必須です。
その点、スタディサプリTOEIC
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- 無料期間は申込日を1日目とします。
スタディサプリTOEIC
TOEICの無料文法問題を解いてレベルを把握しよう!
TOEICの運営元であるIIBCのサイトでは、TOEIC形式の文法問題を無料で解くことができます。
以下のリンクから公式サイトに移動できます。
詳しくは以下で解説していきます。
TOEIC公式で無料のサンプル問題が解ける!
IIBCのサイトでは、TOEICの無料サンプル問題が解けます。
サンプル問題には、文法問題だけでなくPart1からPart7まで各Partの問題が数問ずつ含まれています。
- 現在の自分の実力
- TOEICの問題のレベル
の2つを把握するのに向いているので、ぜひ解いてみましょう。
TOEIC公式サイトで毎週更新の無料穴埋めエクササイズを解こう!
同じIIBCのサイト内では、毎週更新の穴埋めエクササイズを解くことができます。
このエクササイズはTOEICのPart5形式の問題で、毎週一問配信されています。
こちらもTOEICの文法のレベルを知るのに適していますので、ぜひ解いてみましょう。
TOEIC文法問題の解き方とコツ
TOEIC文法問題は解き方を覚えてしまえばスコアアップが比較的容易です。
また、TOEIC本番では多少のコツやテクニックも必要な場合があります。
そうした内容については、以下の記事で詳しく解説しています。
TOEIC文法問題の具体的な勉強法!
TOEIC文法の具体的な勉強法を紹介していきます。
TOEICの文法問題は、以下の3つのステップで勉強していくことが重要です。
- 問題を解く
- 答え合わせをする
- 理解が不十分な問題を重点的に復習する
個別に解説していきます。
復習の内容については下記で紹介します。
1.問題を解く
まず、TOEIC文法問題の参考書などで問題を解きます。
ここで大切なのは以下の解き方の姿勢です。
間違った解き方をしている人が少なくないのではないでしょうか。
特に僕の今までの経験上、文法問題を勘で解いて間違っている人が多いという印象です。
知識の不足で解けない問題などは最終的には勘で解くこともあります。
ただし、最初から勘だけで正解できるのは、英語の実力がネイティブ並の人だけです。
そうでなければ、基本的には、文法などの知識を応用して解答するのが基本になります。
フィーリングだけで解かないようにしよう!
2.答え合わせをする
解答できたら答え合わせをします。
答え合わせでは解いた問題を以下の3つのカテゴリに分類します。
- 自信を持って正解
- 自信はないが正解
- 不正解
カテゴリ分けができたら次のステップに進みます。
3.理解が不十分な問題題を重点的に復習する
次に復習です。
復習は、理解が不十分な問題を重点的にします。
上でカテゴリ分けした中の、
- 自信はないが正解
- 不正解
の2つが、理解が不十分な問題に当たります。
自信がなくても正解していれば良さそうに思えるかもしれませんが、その問題が次に出題されたとき、再び正解する可能性は高くありません。
ですので、自信がなかった問題は不正解の問題と同じくらい復習に力を入れましょう。
また、不正解の選択肢がなぜ不正解なのかを理屈で説明できることも大切です。
TOEIC文法問題の正しい復習の仕方
文法問題の復習ってどうやればいいのかな?
文法問題の復習の仕方ですが、以下の通り進めていきましょう。
- 参考書などの解説の考え方を身に付ける
- 足りなかった知識や発展的な内容を覚える
- 全ての問題を音読・リスニングする
1.参考書などの解説の考え方を身に付ける
復習で一番大切なのが、参考書や問題集に書いてある正しい解答の考え方(解法)を身に付けることです。
解説にある、問題を解く際の考え方(解法)を意識して身に付けよう!
TOEIC文法問題はそれほど多くのパターンがあるわけではありません。
まれに踏み込んだ内容を問われることはありますが、ほとんどの問題が典型問題です。
典型問題は、解法を身に付ければ解くのが容易になります。
まずは解説を熟読して解法をしっかり身に付けましょう。
2.足りなかった知識や発展的な内容を覚える
次に、問題文や設問で知らなかった単語などを覚えましょう。
また、文法知識で知らなかった項目があれば復習で覚えてしまいます。
TOEICの文法問題では同じ単語や文法が問われることがあるので、覚えることでスコアアップにつながります。
3.全ての問題を音読する
最後の仕上げに全ての問題を音読します。
音読するとリーディングスピードや解答のスピードが向上するためです。
また、音源があればスキマ時間にリスニングをするのも効果的ですね。
音読については全ての問題で行いましょう。
TOEIC文法対策におすすめの参考書やアプリ
TOEIC文法対策にはアプリや参考書などで問題数をこなすことも重要です。
また、文法問題でわからない項目があれば、文法書で調べることも必要になります。
TOEIC文法参考書については以下の記事で詳しく解説しています。
アプリであれば、前述のスタディサプリTOEIC
アプリと参考書をうまく使い分けて、TOEIC文法問題の対策をしましょう。
TOEIC対策に英文法の知識はいらない?
TOEIC対策には英文法の知識が必要です。
英語を頻繁に使う機会がない人は、特に必要になります。
それは主に以下の2つの理由からです。
- 英語を正確に理解するため
- TOEICで文法の知識が問われるため
順に説明していきます。
英語を正確に理解するため
一つ目は、英語を正確に理解するためです。
英語では、単語と単語が英文法の規則に従って意味を表しています。
そのため、単語の意味と英文法の規則を知っていなければ、英文の正確な理解ができないのです。
英文が正確にわからなければ、リーディングやリスニングなどはできません。
英文法は英文を正確に理解するための道具なのです。
TOEICでは文法の知識を直接問われる
二つ目は、TOEICでは文法の知識を問う問題が出題されるためです。
TOEICでハイスコアを狙うには、文法問題で正答率を上げると非常に有利になります。
また文法問題を素早く解けると、Part7の長文問題で時間に余裕ができます。
特にTOEIC初心者の人はPart5、Part6の文法問題の対策をするとスコアが効率的に伸びやすいです。
TOEIC文法対策を万全にしてハイスコアを狙おう!
TOEIC文法対策について以下の内容について解説してきました。
- TOEIC文法対策はまず基礎固めから
- 無料で文法問題を解く方法
- TOEIC文法問題の具体的な勉強法と復習方法
- TOEIC文法問題の解き方とスコアアップのテクニック
- TOEIC文法におすすめの参考書とアプリ
- TOEICには英文法の知識が必須!
ここまでの内容で、TOEIC文法問題の対策の仕方がわかってきたのではないでしょうか?
この記事は主にTOEIC初心者から中級者を対象読者としていますが、上級者でもTOEIC文法対策の仕方はそれほど変わりません。
ぜひ早めにTOEIC文法の対策をして、ハイスコアを獲得しましょう!