ディクテーションとシャドーイングのどっちをすればいいんだろ?
ディクテーションとシャドーイングはリスニングの勉強法として非常に有効です。
ただ、両者には大きな違いがあり、どちらの勉強法が向いているかは英語力によって分かれます。
そこで、この記事ではディクテーションとシャドーイングについて以下の内容について解説しました。
- ディクテーションとシャドーイングの違い
- ディクテーションとシャドーイングの効果的な組み合わせ方
ディクテーションについては以下の記事で詳しく解説しています。
ディクテーションの教材については以下の記事を参照してください。
ディクテーションとシャドーイングの違いとは?
ディクテーションとシャドーイングは、共にリスニング力を強化する勉強法ですが、やり方など大きく異なる部分もあります。
ディクテーションとシャドーイングの違いを表にしてみました。
ディクテーションとシャドーイングの効果的な組み合わせ方
ディクテーションとシャドーイングは組み合わせることで威力を発揮します。
ディクテーションとシャドーイングの理想的な組み合わせ方は下記の通りです。
- 素材の準備
- ディクテーション
- フィードバックの確認
- シャドーイング
- 素材音声と録音音声の比較
上記の内容をさまざまな音声素材で行っていきます。
1.素材の準備
まずはディクテーションやシャドーイングに適切な難易度の音声素材を選びます。
自分でやや簡単だなと思うくらいのレベルを選ぶのがポイントです。
難しすぎても、簡単すぎても大きな効果は見込めません。
適度なレベルの音声素材を用意しましょう。
2.ディクテーション
次はディクテーションです。
選んだ音声を何度も聞いて、できるだけ正確に書き取りましょう。
最初はなかなか苦労するかもしれませんが、もうこれ以上聞いてもわからないというところまで繰り返し聴き取ります。
ディクテーションを繰り返す内に音声のスピードやアクセントに慣れてきます。
3.テキストの確認
書き取った文章とテキストを比較して、フィードバックを得ます。
書き取った文が、
- 正確にスペリングできているか
- 文法的に正しいか
- 間違っていた箇所はなぜ間違ったのか
といった点を中心に確認していきます。
間違えた部分や理解できなかった部分は、キチンと確認して次から間違えないように修正しましょう。
4.シャドーイング
ディクテーションと同じ音声を使ってシャドーイングを行います。
シャドーイングで注意するのは以下の点を真似ることです。
- 発音
- 話者のリズム
- イントネーション
またシャドーイングの音声を忘れずに録音しましょう。
録音しておくと後で復習がしやすくなります。
シャドーイングのやり方については以下の記事で詳しく解説しています。
5.素材音声と録音音声の比較
録音したシャドーイングの音声と素材の音声を聞き比べます。
オリジナルの音声と比べて自分の声に足りていない点を確認し、集中的に直していきましょう。
ディクテーションとシャドーイングを組み合わせてリスニング力を伸ばそう!
この記事ではここまでディクテーションとシャドーイングについて以下の内容について解説してきました。
- ディクテーションは文字に起こし、シャドーイングは音声に起こす
- ディクテーションとシャドーイングはリスニングスキル向上に効果がある
- ディクテーションとシャドーイングは組み合わせると効果が高い
- ディクテーションとシャドーイングはどちらも繰り返し学習することが重要
ディクテーションとシャドーイングは共にリスニング力を上げる効果があります。
この記事で紹介した勉強法を上手く活用して、リスニングスキルを向上させましょう。