TOEICで解答時間が足りないんだよな
TOEICで解答時間が足りなかったという経験はありませんか?
特にリーディングセクションのPart7で時間が足りない人は非常に多いです。
そこでこの記事では、以下の内容について解説していきます。
- TOEICリーディングで時間が足りない場合の原因と対策
- TOEICリスニングで解答が間に合わない場合の原因と対策
- TOEICで時間が足りないことに関するよくある質問と回答
最後まで読めば、TOEICで時間が足りなくならないようにする対策がたてられるはずです。
TOEICリーディングセクションで時間が足りなくなる原因
まず、TOEICリーディングセクションで時間が足りない場合の原因と対策について解説します。
リーディングセクションで時間が足りなくなる主な原因は以下が挙げられます。
- 時間配分を間違えている
- リーディングスピードが足りない
- 問題を解くのに時間がかかりすぎる
- 集中力がもたない
それぞれ解説していきます。
時間配分を間違えている
TOEICリーディングセクションでは、レベルによって理想的な時間配分があります。
時間配分を間違えると、本来解けるはずの問題が解けなくなってしまい、スコアが下がってしまいます。
そのため、まずは自分のレベルに合った時間配分を知ることが大切です。
リーディングスピードが足りない
リーディングスピードが足りないと、リーディングセクションで高得点は取れません。
TOEICを最後まで解ききるには160~180wpmのリーディングスピードが必要になると言われています。
wpmとはwords per minute(1分あたりに読める語数)をさします。
リーディングスピードを測定するのには次のアプリがおすすめです。
英語学習アプリ、レシピーです。
まずはレシピーを使ってリーディングスピードを測ってみましょう。
上記のリーディングスピードに達していない場合は、読む速度が遅いということになります。
設問の解答に時間がかかりすぎる
英文が読めても、設問の解答に時間がかかり過ぎるとリーディングセクションでは時間が足りなくなります。
解答時間を短くするためには、
- 典型問題を素早く解く
ことが必要です。
集中力がもたない
リーディングセクションのPart7では後半で集中力が切れがちです。
TOEICテストの最後のPartなので、最後まで集中力を維持するのはなかなか難しいです。
集中力のスタミナを身に付けるには普段の勉強で注意する点があります。
TOEICリーディングセクションで時間が足りなくなる場合の対策法
リーディングセクションで時間が足りなくなる原因はわかりました。
では、どうすれば時間が足りるようになるでしょうか?
具体的な対策法を紹介していきます。
自分のレベルに合った時間配分を知る
自分のレベルに合った時間配分を知ることが、TOEICリーディングセクションのスコアアップにつながります。
TOEICの時間配分については以下の記事内で詳しく扱っています。
リーディングスピードを上げる
リーディングスピードを上げるには、スラッシュリーディングという読み方がおすすめです。
スラッシュリーディングとは、英文をカタマリで区切って読んでいくリーディング法です。
スラッシュリーディングを身に付けると、英文を左から右に読むことができるようになるので、返り読みをすることがなくなります。
スラッシュリーディングを勉強するには以下の参考書がおすすめです。
設問を素早く解く
TOEICでは、典型問題を素早く解くことで解答時間に余裕を持たせることができます。
典型問題を素早く解くには典型問題についての知識を身に付ける必要があります。
そこでおすすめなのが次のアプリです。
\ 7日間の無料体験はこちらから /
- 無料期間は申込日を1日目とします。
「スタディサプリTOEIC」は典型問題の知識や解き慣れを作るのに最適なアプリです。
典型問題の解き慣れを作るためには、
- 「講義動画」で問題を解く際の考え方を学ぶ
- 「実戦問題集」で数多くの問題にあたる
- 復習をする
の3ステップ学習がおすすめです。
復習までしっかりすれば典型問題は素早く解けるようになります。
スタディサプリTOEICについては以下の記事で詳しく紹介しています。
集中力を長持ちさせる
集中力を長持ちさせるには、英語学習をルーティン化するのがおすすめです。
英語が日常になることで、英文を読んだり聞いたりするのに使う集中力の量が減ります。
そうすると、一時に消費する集中力が減るので、結果として集中力が長持ちします。
・英語学習を日常に取り入れるのが集中力を長持ちさせるポイント!
TOEICリスニングセクションで解答が間に合わなくなる原因
TOEICではリーディングセクションで時間が足りなくなりがちですが、リスニングセクションでも解答が間に合わないことがよくあります。
TOEICリスニングセクションで時間が足りなくなる理由は以下が挙げられます。
- 聞き取る力が足りない
- 英語を理解するスピードが遅い
- 1つの問題を考えすぎる
以下、一つずつ解説していきます。
リスニング力が足りない
リスニングでは聞き取りの力が必須です。
聞き取れなければ、英語の意味は理解できませんよね。
「意味が理解できない」と考えてしまうと、リスニングの音声に間に合わなくなってしまいます。
リスニング力を身に付けるには普段の学習法が重要になってきます。
具体的には、以下で説明するシャドーイングや音読などの学習法が有効です。
・普段からリスニング力が身に付くような学習法を実践しよう!
英語を理解するスピードが遅い
リスニングでも英語を理解するスピードは必要です。
音声を聞き取れていても、理解が間に合わなければ意味がわからないからです。
英語の解釈のスピードを上げる学習法としては後述しますが、
- 音読
- シャドーイング
がおすすめです。
判断力が足りない
1つの問題にこだわりすぎると、解答が間に合わなくなります。
リスニングセクションでは音声のリズムが決まっているため、合わせて答えていく必要があるからです。
聞き取れなかったときの解答の判断力も普段から培っておく必要があります。
TOEICリスニングセクションで解答が間に合わなくなる場合の対策法
TOEICのリスニングセクションで解答が間に合わなくなる原因がわかりました。
では、間に合うようにするためにはどうすれば良いでしょうか?
ここでは、リスニングセクションで解答が間に合うようになる対策法を紹介していきます。
リスニング力を高める
リスニング力を身に付けるには、
- ディクテーション
- シャドーイング
- 音読
などの勉強法がおすすめです。
実際に自分で発声するので、音声の細かなところに気付くことができ、リスニング力が効率良く上がります。
シャドーイングであれば、後述するシャドテン
英語を理解するスピードを上げる
英文を理解するスピードを鍛えるには、
- 音読
- シャドーイング
がおすすめです。
音読は、英語の参考書などで意味を意識しながら読むのがおすすめです。
シャドーイングを本格的にやってみたい人には「シャドテン
シャドテン
シャドーイングは自己流でやっても効果が上がらない場合があります。
添削をしてもらえば、自分のクセや欠点がわかるので、シャドーイングの効果が一気に上がります。
シャドーイングについては以下の記事でも詳しく解説しています。
解答に時間をかけないようにする
リスニングセクションでは、聞き取れなかった箇所は考えても絶対にわかりません。
音声の放送が1回だけなので、もう一度聞き直すことができないためです。
わからなかった箇所を考えこんでしまうと、その後の問題の解答に影響が出てしまいます。
わからなかった問題は適当にマークして、次の問題を解く準備をしましょう。
TOEICで時間が足りないことに関してのよくある質問
ここではTOEICで時間が足りないことに関して、よくある質問について解説します。
TOEICで適当にマークすると何点になる?
TOEICはパート2の25問が三択、他のパートが四択なので、適当にマークするとおよそ260点になります。
TOEICの時間数は?
TOEICはリスニングが45分、リーディングが75分で全二時間のテストです。ただし、リスニングが45分というのは目安で、46分になる場合があります。
TOEICで時間が足りなくならないよう普段から対策しよう
この記事では以下の内容について解説してきました
- TOEICリーディングセクションで時間が足りなくなる原因と対策
- TOEICリスニングセクションで解答が間に合わなくなる原因と対策
- TOEICで時間が足りなくなることに関してのよくある質問
TOEICではほとんどの人が時間が足りなくなります。
ただし、普段の学習で解答時間や解答のポイントを意識していれば、解答時間を最大限に活用できます。
この記事の内容を普段から意識して、TOEIC対策をするようにしましょう。