
TOEICのリーディングパートの参考書ってどれがいいのかな~
こういった悩みを持っている人は多いと思います。
そこで、この記事では、僕が実際に使っておすすめできると思ったTOEICリーディング参考書・問題集をまとめてみました。
実際に、僕はこの記事にある参考書を使ってリーディングパート475点を取っています。
パート別、レベル別で紹介しているので、自分のレベルと目的にあった参考書を選びましょう。
TOEICリーディングPart5参考書・問題集おすすめ3選
1.1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
対象読者
- TOEIC400点レベル
- TOEIC文法問題の解き方のコツを身に付けたい人
この参考書の目的
- TOEIC文法問題を解くための考え方の基本を身に付ける
内容
TOEIC文法特急は、TOEIC文法参考書の定番です。
文法特急の特徴は、その論理的な解説にあります。
TOEICの文法問題は、文法的に合っている選択肢は一つしかありません。文法特急では、正解の選択肢を文法規則から導き出す考え方を詳しく解説しています。
さらに、他の選択肢が不正解である理由まで解説してあります。
文法特急に書いてある内容を理解すれば、TOEICの文法問題で8割正解できるようになります。
基礎英文法を学んでいる人には非常におすすめの参考書です。
2.TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
対象読者
- TOEIC500点~
- 文法問題を早く正確に解けるようになりたい人
この参考書の目的
- 文法問題を多く解くことによって、問題を解く瞬発力を身に付ける
- 英文法の穴を無くす
内容
でる1000問は、その名の通り文法問題が約1000問載っている中級レベルの文法参考書です。
でる1000問も文法特急同様、文法問題に対して論理的なアプローチで解説していくのが特徴です。
文法特急と違うところは、あらゆる分野の文法問題をカバーしているところにあります。
頻出事項はもちろん、TOEICにあまり出ないような問題まで解説しているので、この一冊を解けば苦手な文法問題は無くなります。
文法特急で文法特急の解き方を覚えたら、でる1000問で実際に問題を解くトレーニングをしてみましょう。
また、解くときに時間制限を設けるのもおすすめです。
文法問題を解く瞬発力が付き、素早く解けるようになります。
3.極めろ! リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 5 & 6
対象読者
- TOEIC800点~TOEIC900点台の人
- 難易度の高い文法問題を解きたい人
この参考書の目的
- TOEIC900点レベルの文法問題にも対応できるようになる
- 難易度の高い文法問題を数多く解き、パート5で満点を狙えるようになる
内容
極めろリーディング解答力は、非常に難易度の高い文法問題集です。
TOEICで出題されるレベルの中でもかなり難しい問題を集めているといった印象です。
TOEIC本番で1問出るか出ないかの高難度文法問題も確実に解き、文法問題問題で満点を狙う人には極めろリーディング解答力がおすすめです。
ただし、かなりボリュームがあるので、リスニングパートやパート7の勉強とバランスを取るようにしましょう。
TOEIC Part6 おすすめ参考書・問題集1選
1.TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル
対象読者
- TOEIC500点~
この参考書の目的
- TOEICパート6を解く基本を身に付ける
- TOEICパート6の長文穴埋め問題で高得点を取れるようになる
内容
TOEICパート6特急は、TOEICパート6のみを扱っている参考書です。
パート6は新形式になってから新たに長文穴埋め問題が出題されるようになり、難易度が上がりました。
長文穴埋め問題は読解力が試される問題で、英文の内容を正確に理解しないと正答できません。パート6が苦手という人はかなり多いのではないかと思います。
TOEICパート6特急は、パート6形式の問題を数多く扱っているので、長文穴埋め問題対策におすすめできます。
また解説もわかりやすいので、一冊解けばパート6で8割以上をコンスタントに取れるようになります。
TOEICリーディングPart7 参考書・問題集おすすめ7選
1.TOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義
対象読者
- TOEIC400点~
- TOEICリーディングの解き方がイマイチわからない人
- 英語の構文がうまく取れない人
この参考書の目的
- TOEICリーディングの解き方に慣れる
- 英文を正確に読めるようになる
内容
このTOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義には、構文の説明のページがあります。
そのため、リーディングが苦手な人は、この参考書で英文の読み方の基本である構文把握力を身につけられます。

あれ?リーディングスピードは上がらないの?
初心者のうちは、構文を把握する力はリーディングスピードよりもっと大切です。
構文を論理的に理解してリーディングをしないと、リーディングで読み間違えや意味の取り違えが起きるのです。
もちろん本番で、
「ここは修飾部で、名詞を修飾してるから~」
などとやっていては時間が足りなくなります。
でも、リーディングが苦手で読み間違えや意味がわからないことが多い人は、まず丁寧に構文を取る読み方をするべきなのです。
慣れてきてから、英文を頭から順に読むリーディングができるようになれば丁寧かつスピーディに英文を読むことができるようになります。
英語初心者の人はこの一冊からリーディングの勉強を始めるのが良いでしょう。
2.毎日の英速読 頭の中に「英文読解の回路」をつくる
対象レベル
TOEIC500点~
この参考書の目的
- リーディングスピードを上げる
- 毎日英文に触れることで、英語への慣れを作る
内容
TOEICのリーディング教材ではないのですが、リーディングスピードを上げるのにこの上ない教材なので紹介します。
毎日の英速読は、比較的簡単な内容の英文を、その名の通り「毎日」速読する参考書です。
優れているのは、目(リーディング)だけでなく、耳(リスニング)、口(スピーキング)まで使って、フルに英文を理解する力を身に付けられる点です。
毎日の英速読では150~200単語/分のスピードを目指しますが、そのスピードで英文が読めて、普通に解答できれば、TOEICのリーディングパートでも高得点が取れるようになります。
毎日、少しずつ速読するようになっているので、空き時間を見つけて速読しましょう!
3.新形式問題対応TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7
対象レベル
TOEIC600点~TOEIC800点
この参考書の目的
- TOEICリーディングに出題される英文への慣れを作る
- 問題を速く正確に解けるようになる
内容
他のページでもさんざんおすすめし尽くしている究極のゼミのパート7です笑。
この参考書を読むメリットは主に2つあります。
- 問題が類型別に分けられていて、TOEICに出てくる頻出文章がほぼカバーできる
- 問題の解答の根拠が詳しく解説してあるので、正解を選ぶまでの時間が大幅に短縮できるようになる
まず、頻出文章を読んでおくと、リーディングスピードが上がります。
なぜかというと、頻出文章を理解することで英文の予備知識が付き、リーディングがスムーズに進むからです。また、解釈を間違えることも減ります。
次に、正解を選ぶまでの時間が短くなれば、より多くの時間を読む時間にあてることができるので、結果的にリーディングパートで解ける問題数も増えるのです。
最後に締めとして、パート7だけのミニ模試が2回分付いているところもありがたいですね。
リーディングスピードを上げるというよりは、問題を素早く解くためにおすすめの参考書です。
4.新TOEIC TEST読解特急4ビジネス文書編
対象レベル
TOEIC500~TOEIC900
この参考書の目的
- 自分のリーディングスピードを把握する
- リーディングスピードを上げる
内容
TOEIC参考書で有名な特急シリーズの一冊です。
読解特急4は主に速読力を鍛えるために使います。
この参考書の最大の特徴として、時間を計って解けば、英文を読んだ際の、
リーディングスピード=WPM(word per minute)
が計算できるようになっているのです。
究極のゼミを読んだけど、やっぱりリーディングパートが時間内に終わらないという人には、この参考書がおすすめです。
使い方としては、英文を何度も何度も読み込んで、WPMを160程度まで上げます。
TOEICを全問解く目安がWPM160程度だと言われているので、そこが目標です。
全問解き終えるころには、リーディングスピードがすさまじく上がっているはずです。
5.The Japan Times Alpha
The Japan Times Alpha
対象レベル
TOEIC500点以上
この参考書の目的
- 毎日英文に接するルーティンを作る
- リーディングスピードを上げるための英語の読み方を覚える
内容
The Japan Times Alphaは英語学習者用の週刊誌です。
レベルは、それほど難しいわけではありません。
難しい表現には注釈がついているので、辞書を引かないでも読み進められます。
The Japan Times Alphaをおすすめするのは、英文読解をルーティンかしやすい点です。
リーディングスピードを上げるには一日おきに勉強したとしても、あまり効果はありません。
自分で早く読むように意識した上で、毎日英文を読むことでリーディングスピードは上がるのです。
その点、The Japan Times Alphaは定期的に新しい記事を読むことができます。
英文読解を自分のルーティンにすれば、英語力はめきめき上達し、リーディングパートで400点台に到達できるはずです。
6.TOEIC(R)テスト990点 新・全方位リーディング
対象レベル
TOEICリーディング400点以上
この参考書の目的
- 難易度の高い文章も速く読めるリーディング力を身に付ける
- 設問を早く解けるようになる
内容
全方位リーディングはTOEICのリーディングパートで全問正解=満点を目指す為の参考書です。
ただ、満点狙いじゃなくても、TOEIC860点レベルであれば十分に活用出来ます。
通常のTOEICより負荷を増した、高地トレーニングでスコアを上げていくのがコンセプトの参考書です。
掲載されている英文の内容は難しく、語彙レベルも非常に高いです。
そして、高地トレーニングの高地具合がかなり標高高めです笑。
- 返り読み禁止のトレーニング
- 厳しい時間制限つきのトレーニング
と、確かにこれをマスターすればリーディングパートで全問正解できるかも、と思える1冊です。
リーディングのレベルを最高峰まで上げたい人にはおすすめの1冊です。
7. TOEIC(R) テスト BEYOND 990 超上級リーディング 7つのコアスキル
対象レベル
TOEIC900点以上
この参考書の目的
- TOEIC満点レベルの英文も正確かつ素早く読めるようになる
内容
BEYOND 990の名の通り、問題の負荷や難易度では、パート7の参考書の中ではトップクラスです。
英文自体も英単語や構文の難易度が高く、かなり集中して読まないと意味が取れないようなレベルの文章がバンバン出てきます。
また、設問も通常のTOEICの問題には出てこないものがありとあらゆる角度から出てくるので、一冊を終えるのに非常に時間がかかります。
しかし、逆に言うとこの一冊をこなしてしまえるレベルになれば、TOEICリーディング満点も決して夢ではありません。
自分に合ったリーディング問題集でスコアアップしよう!
ここまで11冊のTOEICリーディング問題集を紹介しました。
レベル毎、パート毎に紹介したので、きっと自分に合ったリーディング問題集が見つかったはずです。
早速手に入れて、スコアアップしましょう!