TOEICリーディングパートの参考書は本当にたくさんあるので、選ぶのに悩んでしまいがちですよね。
そこで、この記事ではおすすめのTOEICリーディング参考書5冊を紹介します。
全て僕が実際に使ってリーディングセクション9割超えした参考書なので、効果は実証済みです。
この記事を読めば、TOEICリーディング参考書選びで迷っている人も自分に合った参考書が見つかるはずです。
まずは、「TOEICリーディング参考書の正しい選び方」を読んで、自分に合った参考書の選び方のコツを知りましょう。
TOEICのリスニング参考書について詳しく知りたい人は以下のリンクを参考にしてください。
TOEICリーディング参考書の正しい選び方
まずはリーディング参考書の正しい選び方について説明します。
どんなに優れたリーディング参考書でも、間違った選び方をしてしまうと、効率良くスコアは伸びないからです。
具体的には、以下のルールを守るようにしましょう。
- 現在の自分のレベルに合った参考書を選ぶ
- 一度に使う参考書は一冊に絞る
- 音声が聞ける参考書を選ぶ
- 他の分野との兼ね合いを考えて選ぶ
- アプリの利用も考える
一つずつ説明していきます。
現在の自分のレベルに合った参考書を選ぶ
現在の自分のレベルに合った参考書を選ぶのは鉄則です。
現在のレベルに合わせないで目標スコアに合わせると、知識に穴ができてしまうためです。
例えば、目標スコアが800点だからといって、現在500点の人が難しい参考書を選ぶと、TOEIC700点レベルで知っておきたい事項がわからないままになります。
あくまで、現在のレベルに合わせたリーディング参考書を選ぶようにしましょう。
一度に使う参考書は一冊に絞る
一度に使うリーディング参考書は一冊に絞って、一冊をマスターすることに全力を注ぎましょう。
複数のリーディング参考書を同時にマスターしようとすると、勉強の効率が悪くなる上に、参考書の内容の習得が中途半端になる可能性が高いからです。
もちろん、リーディング以外の参考書、例えばリスニングの参考書を一緒に勉強するのはありです。
音声が聞ける参考書を選ぶ
リーディング参考書でも、なるべく音声が聞ける参考書を選びましょう。
音声があると、音読や音声を聞いて内容を理解する復習がしやすくなるためです。
リーディングの勉強でも音読は非常に重要です。
音声がダウンロードできる参考書や、アプリで音声が聞ける参考書を選びましょう。
他の分野との兼ね合いを考えて選ぶ
あまりに分厚い参考書や、内容の濃すぎる参考書の学習にはまると、他の分野の勉強ができなくなってしまいます。
TOEICではリーディングだけでなく、リスニングや文法、英単語などをバランスよく勉強しなければスコアは効率的に上がりません。
ボリュームの多い参考書は、一気に読み終えようとするのではなく、少しずつ読み進めていくようにする必要があります。
現在、どの分野の学習に力を入れているのかを意識しましょう。
リスニングの学習が重要な時期に、分厚いリーディングの参考書を手に入れてもなかなか読み進められません。
アプリの利用も考える
参考書だけではなくアプリを利用するのも1つの手です。
参考書には参考書の強みがありますが、アプリにもアプリの強みがあります。
例えば、スタディサプリTOEIC の動画講義はアプリならではのコンテンツで、参考書にはまねできないところがあります。
もちろん参考書には、「自分のペースで勉強ができる」という強みがありますが、「絶対に参考書だけ」とこだわることはないと思いますよ。
中学英語があやふやなら基礎を固めよう
TOEICリーディングに取り組む前に、英語の基礎知識が身に付いているか確認しましょう。
例えば、「五文型」などは、中学英語の知識として知っていないとTOEIC学習がはかどらないはずです。
中学英語は英語の基本になるので、あやふやだと、それ以上の難易度の内容が理解できません。
中学英語を忘れてしまった人は、以下のリンクを参考にして学び直すのがおすすめです。
レベル別TOEICリーディング参考書おすすめ5冊
TOEIC初心者向け
TOEIC初心者におすすめのリーディング参考書は、「入門英文解釈の技術70」です。
「入門英文解釈の技術70」は、大学受験参考書ではありますが、英文の正しい読み方について詳しく解説してあります。
TOEICのリーディングパートでは「速読力」が必要だといわれます。
ただし、正確に読めなければ「速読」したとしても、実際には読めていないのと同じです。
正確に読むためには、精読のトレーニングをするのが一番です。
「入門英文解釈の技術70」は初心者レベルの精読のトレーニングに最適です。
TOEICの英文が正確に読めない人や、読み間違えが多い人におすすめの一冊です。
TOEIC600点向け
TOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義には、構文の解説が特徴です。
リーディングが苦手な人は、プラチナ講義でリーディングの基本である構文把握力を身につけられます。
リーディング初心者のうちは、構文把握力はリーディングスピードよりも大切です。
構文がわからないと、誤読や英文の意味がわからないといったことが起きます。
そうすると、「読めているつもり」のような状態になってしまい、誤答してしまいます。
TOEIC初心者の人はこの一冊から長文リーディングの勉強を始めるのがおすすめです。
TOEIC700点向け
究極のゼミ Part 7の主なメリットは以下の3つです。
- 問題が類型別に分けられていて、TOEICに出てくる設問形式がほぼカバーされている
- 解答の根拠が詳しく解説してあるので、正解を選ぶまでの時間が大幅に短縮できるようになる
- TOEIC頻出の文章が数多く載っているので、TOEICの文章に慣れることができる
究極のゼミにじっくり取り組めば、パート7で8割以上のスコアをキープできるようになるはずです。
ただし、ある程度英文が読めることが前提の参考書なので、リーディングの基本に自信がない人はプラチナ講義から始めるのがおすすめです。
TOEIC800点向け
パート7も、極めろ!リーディング解答力がおすすめです。
極めろシリーズは、TOEIC中上級者がTOEIC800~900点を目指すのに最適な参考書です。
問題の難易度・質や解説の詳しさなど、全てが非常に高いレベルにあります。
また、問題数も多いので網羅性も高いです。
「究極のゼミ」でパート7の解き方を覚えて、極めろ!リーディング解答力に接続するのがおすすめです。
TOEIC900点向け
BEYOND 990は、TOEIC990点を取るための問題集で、問題の負荷や難易度はトップクラスです。
英文自体も英単語や構文の難易度が高く、丁寧に読まないと意味が取れないようなレベルの英文が出てきます。
また、設問の中には通常のTOEICの問題には出てこないけれど真の英語力が試されるものが含まれています。そうした問題が解けるようになればTOEICの問題が簡単に思えるようになります。
リーディングパートで450点を超えたい人向けの参考書です。
TOEICリーディングセクションでスコアアップを目指すなら
TOEICリーディングセクションでスコアアップするには、リーディング力以外の2つの力が必要です。
それは、
・単語力
・文法力
の2つです。
単語力と文法力、この2つがなければ、リーディングセクションでのスコアアップは難しいです。
以下、説明していきます。
単語力を伸ばす
当たり前かもしれませんが、単語を知らないと英語のリーディングはできません。
知らない単語の意味は普通わかりませんし、知らない単語が連なった英文は意味を取るのはほぼ不可能だからです。
もちろん推測をして単語の意味に見当を付けることはできますが、限界があります。
そのため、リーディングセクションを伸ばすなら、リーディング力と同時に単語力を身に付けなければいけません。
おすすめの単語帳については、以下のリンクを参考にしてください。
文法力を身に付ける
文法も英文を正確に読むためには必要となってきます。
英文は、単語が文法規則にしたがって並んでいます。
その時、その英文は何かの意味をあらわしていますが、文法がわからないと意味を間違えてしまう可能性があるのです。
文法を覚えるのは面倒かもしれませんが、基礎ができたら問題演習やリーディングを通して身に付けましょう。
文法参考書については以下のリンクが参考になるはずです。
自分に合ったTOEICリーディング問題集でスコアアップしよう!
ここまで5冊のTOEICリーディング問題集を紹介しました。
レベル別、パート別に紹介したので、きっと自分に合ったリーディング問題集が見つかったはずです。
この記事がスコアアップの手助けになれば幸いです。