英単語の暗記は、英語の勉強でも重要なことの1つです。
しかし、いざ英単語を覚えるとなると、覚えたそばから忘れてしまってなかなか学習が進まないという人も多いのではないかと思います。
そこで、この記事では、英単語の長期的な記憶が可能で、意味もすぐに思いだすことができる覚え方を紹介したいと思います。
筆者が自己流で考えた覚え方ですが、効果は抜群なのでぜひ実践してみてください。
英単語の覚え方の基本
英単語の覚え方ですが、具体的には音読トレーニングがメインです。
覚え方は次の通りです。
- 英単語100語を1セットにする。
- 1.の英単語とその意味を1語ずつ交互に素早く10回声に出す。
- 2.を1日1回、5日間連続で行う。
1.から3.までを繰り返します。
1.英単語100語を1セットにする
まずは英単語帳の1語目から100個目の英単語までをセットにします。
この時、覚えている英単語は省きます。
わからない英単語だけセットにしましょう。
2.英単語とその意味を交互に素早く10回声に出す。
最初に作った1セットの英単語と日本語訳を素早く10回声に出して覚えていきます。
ポイントは意味をイメージしながら素早く声に出すことです。
音読して覚えるのが一番ですが、声が出せない場合は頭の中で英単語と意味を10回イメージします。
100語覚えるのに30分もかからないはずです。
3. 2を5日間連続で繰り返す。
2.の音読を5日間連続で繰り返します。
人によっては3日間くらいで覚えたと感じるかもしれませんが、5日間音読するのがオススメです。
5日間音読を行うことで、英単語の記憶が長期的なものになるためです。
また、5日間のうち後半の2日間は英単語の意味をイメージで覚えてみましょう。英語を英語のまま理解するトレーニングです。
英単語を覚えるときの2つのコツ
1.まずは1単語につき1つの意味を覚える
英単語には複数の意味があるときがほとんどですが、まずは一つの意味を覚えましょう。
核(コア)となっている一つの意味からイメージを膨らませて意味を理解していけば、意味が複数あっても覚えるのは楽になります。
そのため、まずはコアの意味を確実に押さえるようにしましょう。
これだけでも英単語の暗記がかなりはかどるはずです。
2.頭の中で意味をイメージしながら英単語を覚える
英語はイメージが大切です。
TOEICや大学受験は時間制限が厳しく、短い時間の中で英文を英文のまま処理しなければいけません。
英文を日本語に訳さずに意味をつかむためには、英単語のイメージが大切です。
学習初期は英単語の意味を日本語で覚えますが、慣れてきたら英単語の意味を日本語に訳さずにイメージで処理してみましょう。
最初は難しいかもしれませんが、何度も同じ単語に出会えば徐々にイメージできるようになるはずです。
英単語の発展的な覚え方
1.フレーズで覚える
英単語をフレーズで覚えると文法や語法に強くなります。
文法や語法に強くなると、文法問題や語法問題に素早く正確に答えられるようになります。
フレーズでの覚え方は、上記の音読を活用した覚え方がオススメです。
2.覚えた英単語を使って英文を作ってみる
英単語の意味を覚えたら、その単語を使って簡単な英文を作ってみましょう。
使用している英単語帳が例文で覚える形式だったら、例文の一部を別の表現で言い換えてみるのも手です。
その次に、作った英文を音読して覚えます。
英文を作って音読するトレーニングは、英単語の記憶がより強固になるので非常にオススメです。
リーディングやリスニングのスコアアップに直接の効果はありませんが、ライティングやスピーキングの力が身に付くので、英語を発信できるようになります。
終わりに
ここまで英単語の効率的な覚え方を紹介してきました。
この記事で紹介した英単語の覚え方は、TOEICだけでなく、各種英語試験でも活用できます。
上手く利用して、英語学習をより効率的にしましょう。