TOEIC金のフレーズのレビューと正しい使い方【最新版】

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多くのTOEIC受験者が愛用する英単語帳「金のフレーズ」。

金のフレーズを使ってスコアが大きく上がったという人は多いですが、使い方によってはその効果があまりでない人もいます。

そこで、この記事では金のフレーズの内容についてまとめ、金のフレーズの正しい使い方について書きました。さらに金のフレーズの音声ダウンロードの仕方や、アプリまで紹介しています。

金のフレーズを使ってスコアアップをしたい人は必見の内容です。

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金のフレーズとは

 

金のフレーズの歴史

金のフレーズとは、TOEICで何度も満点を取得している著者のTEX加藤先生が、今までTOEICテストを受け続けてきた中で気になった単語をノートに書き留めるという作業を80回以上繰り返してできた単語帳です。

それにTOEIC公式教材等に掲載されている単語が加わり、完成度が高まっています。

金のフレーズは初代の時もTOEIC単語帳の中でとてつもない人気を誇りました。

現在出ているのは、TOEICが新形式になったため、金のフレーズも新形式にバージョンアップした2代目です。

初代の金のフレーズの良さはそのままで、内容はさらにパワーアップしています。

金のフレーズの基本的な形式

金のフレーズの基本的な形式は初代とほとんど変わっていません。非常にシンプルな作りです。

書籍は文庫本サイズで、持ち歩きしやすいです。これはスキマ時間を活用するのには一番の作りです。

全部で約1000語ある見出し語に、それぞれ1つの短文が載っています。見出し語の意味が覚えにくくても、短文が頭に残りやすいので、短文丸ごと覚えることもできます。短文は全て短期記憶で覚えられる最長語数と言われている、7語以内で構成されていますので丸々覚えられるのです。

しかも、この短文はTOEICに頻出の短文になっています。短文の意味を覚えるだけでも様々なパートでスコアアップにつながります。

さらに各見出し語にはコラム欄があり、派生語やTEX加藤先生のワンポイントアドバイスが載っています。

さらに、見出し語の他にも、

  • パート1重要語
  • 部署職業名
  • 前置詞・接続詞・接続副詞
  • 多義語
  • 定型表現

のコーナーがあり、ボリューム満点の1冊になっています。

単語は目標スコア別に分かれているので、TOEIC500点レベルの人から900点近くを目指す人まで、幅広い層に最適な単語帳です。

金のフレーズの音声ダウンロード

金のフレーズの音声は公式サイトから無料でダウンロード出来るので、音で覚えることも可能です。

金のフレーズの音声ダウンロードはこちらから

音声は、

見出し語→日本語→英語フレーズ→英語フレーズ

と続いていくので、音声だけでも英単語の大部分を覚えることが出来ます。そのため、すき間時間の勉強にも向いています。

金のフレーズの旧形式からの主な変更点

見出し語が大きく変わった

内容的には1000語載っている内の200語が変わっています。

また派生語など、コラムに書いてあるコンテンツのボリュームが非常に増えています。これはパラフレーズや、PART5の品詞問題などの対策にとても有効です。

基本単語200語のpdfがホームページからダウンロードできる

金のフレーズを始める前に、自分がどの程度英単語を知っているか確認する手段があります。

それが基本単語200語で、こちらも公式サイトからダウンロードできます。

金のフレーズを使うレベルに達しいるかどうか、基本単語200語を見てチェックしてみましょう。

基本単語200語のダウンロードはこちらから

発音記号が付いた

初代の金のフレーズの弱点は発音記号がないことでした。

しかし今作でその点は見事に解消されました。これでリスニング対策にも強い単語帳に生まれ変わりました!

多義語の量が前作より増えた

TOEICテストは新形式になって多義語の力が旧形式より試されるようになりました。

そういった理由からか、前作に加えてさらに多義語のコーナーが充実しました。

多義語は覚えるのに苦労しますが、覚えればスコアアップに直結します。

多義語を覚えるポイントはそれぞれの単語のコアのイメージをつかむことです。(この点も金のフレーズの書籍に詳細に書いてあります。)

TOEIC 金のフレーズの使い方

1.100語単位で3つのルールに従って覚える

金のフレーズを覚える上で一番大切なことは、見出し語100語を1単位として覚えていくことです。1日1単位をベースにやっていきます。

なぜ100語1単位とするかというと、100語は1日で勉強できる単語数の上限といえるからです。1語に30秒かけたとして、100語で50分。単語の勉強時間としては十分です。

英語が苦手な人からすると、1日で100語を覚えるのは大変ではないかと思うかもしれません。でも、ここでは以下のようなルールで覚えていくことにします。

  1. 1回で覚えきれなくてもいい
  2. 最初は1単語につき1つの意味を覚えていく
  3. 限界まで集中して覚える

1で、どうしても1回で覚えようとすると、覚えられなかった場合に失敗体験として残ってしまいます。英語学習では失敗体験はない方が良いです。勉強のモチベーションは、一度落ちてしまうと中々回復しないですし、英語に苦手意識を持ってもいいことはないからです。

また、50分で英単語を100語完全に覚えるのはどんな人でも難しいです。それに何度も復習して身に付けた方が実力につながります。

3のルールですが、集中力が無かったり、集中力が続かないという人は、次の本を参考にすると良いです。

この本はメンタリストDaiGoさんが書いた本ですが、集中出来る環境の作り方が実に詳細に書いてあります。僕もこの本を読んでから仕事や勉強の集中の仕方が変わりました。

効率的な集中の仕方に変わったのです。

気楽に読める本ですので、是非一読することをおすすめします。TOEICはもちろん、他の勉強にも威力を発揮します。

上の本で集中力を身に付ければ、1日で100語勉強できるはずです。

ここは頑張って1日100語の勉強にチャレンジしましょう。かならず成果が目に見える結果として表れるはずです。

2.最初は目で見て覚える

金のフレーズを最初に覚えるときは、音声から覚えていくのではなく単語帳を見て覚えていくことをオススメします。

理由は、視覚的に覚えた方がスペルや例文、英単語の書籍内での配置など思い出すための道具が多いからです。音声を聴いてもスペルは覚えられませんし、自分のペースではなく音声のペースで勉強しないといけないので、初めての勉強には向いていないのです。

金のフレーズは、

書籍で予習(視覚)→音声で復習(聴覚)+ 音読

といった形が一番覚えやすいです。

さて、書籍を目で見て覚えるわけですが、金のフレーズの書籍を持ち運ぶのが面倒という人もいるでしょう。

そういう人には次のアプリがおすすめです。

金のフレーズ 2

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(2018.01.02時点)
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iPhone専用のアプリですが、よくできています。

スマホに入れておくだけでいつでもどこでも金のフレーズが勉強できますので、すき間時間を効果的に使うことができます。スキマ時間を活用した勉強はTOEICの勉強に非常に有効です。

たとえば、10分間のすき間時間があれば、単語5個の意味程度なら軽く頭に入れることはできます。音声での復習であれば、それ以上の単語を覚えることができます。

これを20回繰り返せば、1日分の勉強ができます。すき間時間の効率的な利用が、金のフレーズの暗記に非常に効果的なのです。

3.書籍を読んだその日のうちに音声を使って覚える

書籍を読んだその日の内にもう一度覚えた単語の勉強をします。この時は音声を集中して聴くのがおすすめです。つまり1日で同じところを2回勉強する訳ですが、これなら暗記が苦手でも、さすがに頭に入ってきます。

もちろん、上で述べたとおり、1日で100語完全に覚えきる必要はありません。それでも、1日で覚えられる限り覚えてしまいましょう。

1日のうちに書籍と音声で二度勉強する理由を説明します。

一度頭に入った知識は、1日経つと74%程度は忘れてしまうという調査結果があります。エビングハウスの忘却曲線という調査の結果です。

その74%の忘却を防ぐために音声でその日のうちにもう一度勉強してしまうのです。そうすると、忘れる割合は74%より圧倒的に減ります。

また視覚と聴覚を使って勉強することで、リーディング力だけでなくリスニング力も高める効果が期待できます。

4.一単語につき1つの意味で覚える

金のフレーズはかなりボリュームがあります。1週目から単語の意味を全て覚えようとするのはちょっと大変です。

最初は一単語につき1つの意味で覚えましょう

また一語につき1つの意味で覚えると、多くの意味を一度に覚えるよりもずっと覚えやすいので、モチベーションも高く保つこともできます。英語の勉強にやりがいができます。

苦しい暗記でも、覚えたという実感があればやる気も出てきますよね。

5.5日連続で同じ100単語に触れる

5日連続で1日2回、音声と書籍で英単語に触れていると、最初は全くわからなかった状態から、100語ほとんど覚えていて、意味もすぐに出てくる状態になってきます。

そんなにやらなければいけないのか?と思うかもしれませんが、完全に金のフレーズを覚えきるためには必要です。

このくらい繰り返して勉強すると、単語の記憶が長期記憶になります。そうすると、TOEICだけでなく英会話などでも、「実際に使える」語彙力が身に付いたことになるのです。

また、5日の中でも後半の2~3日は書籍に書いてある、派生語や、複数の意味の暗記にもチャレンジしましょう。これらを覚えているかどうかで、金のフレーズの効果が大きく変わってきます。

一見、こうすると後半の2~3日は勉強時間は長くなるような気がするかもしれませんが、見出し語の意味はある程度身に付いているため、勉強時間は初日とほとんど変わりません。

TOEIC 金のフレーズの正しい使い方応用編

1.アプリで音声速度を1.5倍にして聴き取る

上までの基本的な勉強が一通り終わったら、音声速度を1.5倍にして学習するのをおすすめします。1.5倍にした音声で学習するメリットは2つあります。

  1. 1.5倍の理解力のスピードを養う
  2. 勉強時間を縮小する

の2つです。1.5倍の音声はこちらのスマートフォンアプリを使えば作成する手間無く使うことができます。

このアプリでは2.0倍などの速度も可能ですが、2.0倍をやっても、「なんとなく思い出す」状態になってしまって、あまり勉強になりません。1.5倍で十分です。

また上で紹介した金のフレーズのアプリでも音声を早くすることが可能です。

さて、こちらのアプリを使う段階に来ているということは、もうほとんどの見出し語や派生語などの意味は、思い出そうとすれば思い出せるというレベルにあると思います。

次の段階として、意味を日本語に訳ないで、英語のままイメージする練習をしましょう。意味を毎回日本語に訳していては、TOEICレベルの試験では時間が掛かりすぎますし、リスニングなどでは理解が追いつきません。英語のまま意味をつかむと理解するスピードも速くなります。

2.最終的には音声を聴いてすぐに意味が分かるレベルに

最終的な目標は音声を聴いたと同時に英単語のイメージがわかり、その他の関連語も思い出そうとすればパッと思い浮かぶようになることです。

さらに、日本語の意味は言おうと思えば言えるが、英語のままで理解している状態が理想です。

時間は掛かるかもしれませんが、ここまで金のフレーズをやってみましょう。

TOEIC銀のフレーズとは

2018年に金のフレーズの姉妹本として、TOEIC銀のフレーズが出版されました。

銀のフレーズは主にTOEIC600点を目指す単語帳で、金のフレーズが難しいという初心者に向いた単語帳です。

金のフレーズと一部同じ見出し語が掲載されていますが、ほとんどが金のフレーズより簡単な単語で構成されています。

もし金のフレーズをやっていて、「もっと基本的な単語がわかっていない」と思ったら、銀のフレーズの出番です。本の形式は金のフレーズと同様なので、使いやすさや覚えやすさについては折り紙付きです。

TOEIC 金のフレーズの効果

TOEIC800点を超える英単語力が身に付く

TOEIC800点ねらうなら、PART1ではあまり間違えたくないですよね。金のフレーズにはPART1専門の語句が100個掲載されています。

例文ごと音声で覚えてしまえば、PART1で間違えることは、ほとんどなくなるはずです。さらに、前置詞、接続詞、接続副詞などが載っていますので、PART5の品詞問題対策にも向いています。

ただ一点。この単語帳だけではPART5の語彙問題で時折出る難しい語彙問題には対応していません。

またPART7の長文問題の英単語にも完全には対応していません。

TOEIC900点以上を狙うなら、後述するさらにレベルの高い単語帳が必要になってきます。

英語の処理速度が上がる

金のフレーズをマスターすると、英語を英語のまま理解できるようになるので、英語の処理速度が当然上がります。

この力は、TOEIC800点以上を取るには必要になる力ですし、英会話などで相手が言うことを即座に理解するためには必要な力です。

また、金のフレーズをマスターすると、TOEICのリーディングPARTや英字新聞など、英文を読むときにリーディングスピードが速くなっているのが実感できると思います。英語を日本語に訳さず読めるようになったことで、リーディングスピードが上がるのです。

金のフレーズの次に使うべき単語帳

それはズバリ、改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 990です。この単語帳はTOEIC900点を目指すには十分な英単語が載っています。

この単語帳を仕上げれば、英単語についてはTOEICで苦労することがなくなります。TOEIC900点オーバーを狙う人には是非オススメしたいと思います。

TOEIC金のセンテンスとは

金のセンテンスとは、金のフレーズの見出し語を全て例文に収めた英単語帳で2019年に発売されました。形式としては全ての単語が文章になっているためDUOなどの単語帳に近いかと思います。

この例文を覚えてしまえば、英語を理解するスピードがさらに速くなり、その上ライティングやスピーキングの力も上がります。

順番としては、金のフレーズが終わってから金のセンテンスを使うと効率良く勉強できます。ただ、TOEIC L&Rを受ける分には、金のフレーズを勉強するだけでも、単語に関しては困らないはずです。

それよりはキクタンTOEIC990の方が単語力アップにつながるはずです。

金のセンテンスはあくまでも、金のフレーズの単語をさらに強固に記憶したいときに使うとよいでしょう。

金のフレーズを正しく使ってスコアアップを

ここまで、

  • 金のフレーズの内容
  • 金のフレーズの正しい使い方
  • 金のフレーズの次に使うべき単語帳

などついて書いてきました。

実は金のフレーズ自体かなりボリュームがあります。関連語なども含めると、なんと1冊で2000~3000語も掲載されているのです。

これだけ覚えればスコアアップするのも当然です。

ぜひ金のフレーズを使って目標スコアを達成しましょう。

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コメント

  1. 太郎 より:

    「1.アプリで音声速度を1.5倍にして聴き取る」で紹介されているアプリですが、abceed analyticsの間違いだと思われます。