TOEICのリスニングがきちんと聞き取れないんだよな。
TOEICのリスニングが聞き取れなくて悩んでいる人は多いと思います。
TOECのリスニングは、一般的な大学受験のリスニングより速く自然な英会話に近いからです。
でも、実はTOEICではリスニングセクションはリーディングセクションに比べると対策が取りやすいです。
実際に短期間で高得点を取れるようになる人も少なくありません。
そこで、この記事ではTOEICリスニング対策について主に以下の内容を解説していきます。
- TOEICリスニング対策に有効な勉強法
- TOEICリスニングが聞き取れない原因と対策
- TOEICリスニングの解き方のコツ
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TOEICリスニングの問題形式
まずTOEICリスニングの問題形式から解説していきます。
TOEICリスニングの問題形式を知ると、個々のPartの対策が立てやすくなりますよ!
Part1:写真描写問題
Part1は写真描写問題です。全部で6問あり、3分間程度で終わります。
写真描写問題は、音声が4つ流れ、その中から問題用紙の写真と合っている内容の音声の選択肢を選びます。
音声は、それぞれ英文が1文ずつなので短めです。
Part1は比較的簡単で対策が立てやすいです。
ただし、まれに難しい単語や表現が出題されることもあるので油断はできません。
Part2:応答問題
Part2は応答問題です。全部で25問あり、9分間程度で終わります。
応答問題はナレーターが話しかけてくる内容に対し、応答が成立する選択肢を選びます。
応答はそれぞれ1文ずつなので、音声は短めです。
Part2では、問題用紙に正解のヒントが一切ないため、目を通す必要がありません。
音声が短いため比較的対策が立てやすいPartですが、近年応答の答えが複雑化して難易度が上がってきています。
丁寧な解答が要求されるPartです。
Part3:会話問題
Part3は会話問題です。全部で39問あり、約17分間で終わります。
会話問題は、2人あるいは3人の会話を聞き、設問の中で正しい選択肢を選ぶ問題です。
英文が多いため音声は長めになっています。
TOEICリスニングはPart3から一気にナレーションが長くなるので、リスニング力と集中力が必要になってきます。
また、Part3からは問題用紙に設問と選択肢が載っているので、「先読み」というテクニックが使えます。
先読みとは、前の問題の設問や選択肢の音声が流れている間に、次の問題の設問と選択肢を読んで覚えておくテクニックです。
先読みのリズムが崩れないように解答していきましょう。
Part4:説明文問題
Part4は説明文問題です。全部で30問あり約16分間で終わります。
説明文問題とは、ナレーター1人による説明文を聞き問題用紙に印刷されている設問のうち正しい選択肢を選ぶ問題です。
Part3同様、英文が多いため音声は長めです。また先読みができるところもPart3と似ています。
Part3とPart4は非常に良く似ていますが、問題数や話し手の人数などの違いがあります。
Part4はリスニングセクションの最後のPartなので、疲労で集中力が切れがちですが、最後までしっかり解答しましょう。
TOEICリスニングが聞き取れない原因と対策
TOEICリスニングが聞き取れない主な原因は以下の3つが挙げられます。
- 発音が聞き取れない
- 単語の意味がわからない
- 英文の意味がわからない
以下で、上記の聞き取れない原因についてそれぞれ解説し、対策を紹介していきます。
発音が聞き取れない
英語の発音が聞き取れない・聞き分けられないというのは英語の発音を学習したことがない人に多い悩みです。
英語の発音が聞き取れない場合は、英語の発音を勉強するのが1番です。
おすすめの教材はELSA Speakというアプリです。英語の発音をAIとトレーニングして改善することができます。
発音学習がアプリ1つで終えられます。
単語の意味がわからない
いくら英語の音が耳で聞き取れても、単語や熟語がわからないと意味は理解できません。
この場合はとにかくボキャブラリーを増やすのが1番の対策になります。
ただし、ただやみくもに単語帳を読んで暗記するだけではいけません。
単語を耳で聞いても理解できるように学習しないとリスニングで活用できないためです。
単語帳のリスニング素材を聞いて、自分で声に出してみるのもおすすめの学習法です。
また、ディクテーションも有効な対策方法です。
ディクテーションを行うと英単語と音がリンクするので、リスニングがしやすくなります。
ディクテーションについては、この後で解説していきます。
英文の意味がわからない
英文の意味がわからない場合、以下の2つのパターンがあります。
- 英文を読んでも意味がわからない
- 英文を読んだら意味がわかる
英文を読んでも意味がわからない場合は、リーディングの学習をして読めるようになると、リスニングもできるようになります。
ただし、リーディングに慣れていない場合はすばやく英文を理解できません。
結果として、次の「英文を読んだら意味がわかる場合けど聴き取りでの理解ができない」パターンになります。
このパターンになったら、英語のシャドーイングを行って、英語を理解するスピードを上げましょう。
シャドーイングのやり方についてはこの後で詳しく解説していきます。
TOEICリスニング対策に有効な勉強法
TOEICリスニングに有効な勉強法は、主に以下の2つです。
- ディクテーション
- シャドーイング
それぞれの勉強法を詳しく解説していきます。
ディクテーション
ディクテーションとは、英語の音声を聞いて、実際に文字に起こす学習方法のことをいいます。
ディクテーションでは音声を集中して聴き取るため、英単語とその発音が頭の中でつながるようになり、英語のリスニング力が向上するという仕組みです。
時間が掛かる学習法なので、TOEICリスニングでは、短文のPart1・Part2対策に行うのがおすすめです。
文字に起こすのはパソコンでも手書きでも問題ありませんが、最近ではスマホアプリが便利になってきています。
ディクテーションの教材については以下の記事で詳しく扱っています。
ディクテーションについて、詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。
シャドーイング
シャドーイングとは、英語の音声の少し後を追いかけるように自分で発音する勉強法です。
元々は、同時通訳者が行っていた勉強法で、リスニング力向上や発音改善に効果があります。
シャドーイングは、TOEICリスニングのPart3・Part対策に活用するのがおすすめです。
シャドーイングの教材については以下の記事を参考にしてみてください。
シャドーイングについて深く知りたい人には以下の記事が役に立ちます。
TOEICリスニング本番で使えるコツ
TOEICリスニングでは解答のコツやテクニックを身につけておくと便利です。
コツやテクニックについては、Part別に分けて考えましょう。
Part1を解くコツ
Part1を解くコツは以下の3つです。
- あらかじめ写真をよく見ておく
- 時制・態を注意して聞き取る
- 迷ったら消去法を使う
まず、ナレーションが流れる前に写真をよく見ておきましょう。
特に、人・風景・動物などが出題されることが多いので、よく確認しておきます。
そして、迷ったら消去法を使いましょう。消去法を使うと、よくわからなかった問題でも正答する確率が上がります。
Part2を解くコツ
Part2を解くコツは以下の3つです。
- 疑問詞をしっかり聞き取る
- 迷ったら消去法を使う
- わからない問題に悩み過ぎない
最初の音声で疑問詞が出たら、それが答えに直結する場合が多いです。
例えば、
- Whoで始まったら人に関する応答が正解
- Whereで始まったら場所に関する応答が正解
になる可能性が高いです。難易度の高い問題だと、変化球的な応答が正解になる場合もありますが、まずは疑問詞をチェックしましょう。
それと、疑問詞で始まる質問に対して、YesやNoで始まる応答は正解になりません。
よくわからなかった問題は、適当にマークして次の問題に備えましょう。
Part2は音声のリズムが早いので、わからない問題を引きずってしまうと次の問題を聞き逃すことがあるためです。
わからない問題は消去法を使って適当に答えておくのがコツです。
Part3を解くコツ
Part3を解くコツは以下の4つです。
- シチュエーションや人物に注意して聴き取る
- 音声が流れる前に設問を読んでおく(先読み)
- 先読みと解答のリズムをキープする
- 設問のマークは最初は簡単にしておき、Part4が終わったら丁寧にマークしなおす
Part3ではシチュエーションや人物に注意して聴き取るようにします。
シチュエーションがわかると、少し聞き逃したところがあっても設問には答えられることがあるためです。
先読みは、Part3とPart4で非常に有効な解答のコツです。
普段の勉強から先読みと解答のリズムを確認しておくと、本番でも高得点が狙えます。
設問のマークについては、最初は簡単にしておいて、リスニングセクションが終わってから丁寧にマークしなおすのがおすすめです。
リーディングセクションの時間を少し使うことにはなりますが、先読みに使える時間が伸びるので、リスニングセクションのスコアが上がります。
Part4を解くコツ
Part4を解くコツは以下の4つです。
- どういうシーンなのか注意して聴き取る
- 音声が流れる前に設問を読んでおく(先読み)
- 先読みと回答のリズムをキープする
- 設問のマークは最初は簡単にしておき、Part4が終わったら丁寧にマークしなおす
Part4では、どういうシーンの音声なのか早めにつかんでおきましょう。
シーンがわかると、どういった目的のナレーションなのか理解が進むためです。
後半の3つのコツはPart3と重複するので、Part3の解答のコツを確認してください。
TOEICリスニング対策のよくある質問
TOEICリスニング対策に効果的な参考書はどれですか?
TOEICリスニング対策に最も効果的な参考書は、最新の公式問題集です。
TOEICの公式が作成しているので問題のクオリティが高いです。
また、音声のナレーターが本番と同じなので、耳を慣らすという意味でも非常に効果的です。
TOEICリスニングが聞き取れない場合、どうすれば改善できますか?
TOEICリスニングが聞き取れない場合は、まず聞き取れない原因を明確にしてから対策をしましょう。
例えば、
- 英語の発音が区別できない
のが聞き取れないのが原因とわかったら、英語の発音を身につけることで対策ができます。
先読みを効果的に行うためのコツには何がありますか?
TOEICリスニングで先読みを効果的に行うためのコツは、常に一定のリズムで問題を解くことです。
問題を解くリズムが変わってしまうと、設問を先読みがする時間がなくなっていまうことがあります。
普段の学習から、問題を解くリズムに気を付けておきましょう。
TOEICリスニングはしっかり対策すれば高得点が取れる
ここまでTOEICリスニング対策に関して以下の内容を解説してきました。
- TOEICリスニングが聞き取れない原因には対策がある
- TOEICリスニングにはディクテーションとシャドーイングが有効
- TOEICリスニングはPart別にコツやテクニックを身につけよう
TOEIC教材で特におすすめなのがスタディサプリTOEIC
- 動画講義
- ディクテーション機能
- シャドーイング機能
- TOEIC20回分の問題演習
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